マッサージやはり・きゅう治療の不正請求問題に絡み、愛知県で訪問マッサージ治療院を運営する「MRC(エム・アール・シー)」(名古屋市、昨年6月解散)が治療費に当たる「療養費」を過大に受給したとして、同県後期高齢者医療広域連合が約2億8千万円の返還を求めたことが7日、広域連合などへの取材で分かった。出張料に当たる「往療料」や、施術者数が実際より多かった。
厚生労働省は1月、全国の総額で約9億5千万円の不正受給があったと公表。同社は「事務処理の誤り」と説明し、厚労省の総額には含まれていないが、事実上の水増しで不正受給の広がりが示された形だ。
同社は県内に11カ所の治療院を運営し、介護施設などに施術者を派遣。2010年3月~15年9月に8億9千万円余りを受給した。一度に複数の患者を施術していたが、往療料を患者ごとに申請、訪問していない施術者の名前を記載するなど不適切な処理をしていた。同社の担当弁護士は取材に「現時点では応じられない」と話した。
広域連合が15年10月分の申請書に不審点を見つけ、元従業員や患者へ聞き取って返還分を算定した。資料の提出を求め、受給内容の精査を続けている。同社は16年1月に治療院を廃止。広域連合が同9月末に返還を求めた。県警にも相談している。
財源の9割は現役世代を含む保険料と税金だ。療養費は本来、患者が施術者へ全額を支払った後、自己負担(1~3割)を除く額を広域連合に請求する。患者の負担軽減のため、施術者らが広域連合へ代理請求することもできるが、制度の不備で管理が行き届かず、この仕組みを悪用した不正受給が相次いでいる。
以上、ネットのニュースより引用
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またこんなニュースが出ちゃいました。
何だか、こういうニュースが多くなったように思えます。
業界が注目されるのは喜ばしいのですが、こういう汚点が注目されるのは、嬉しくないですね。
でも、不正は不正!