慢性的に続く体の痛みがある成人のうち、69%は「痛みが治ることをあきらめている」とし、医療機関に通院していない人が33%に上ることが、製薬会社ファイザーの調査でわかった。
同社が今年6月、全都道府県の慢性的な痛みがある20歳以上の8924人にインターネットで調査した。
慢性的な痛みがあっても通院しない理由を尋ねたところ、「通院するほどでもない」が37%で最も多く、「通院しても治らない気がする」(34%)、「費用がかかる」(32%)と続いた。
「痛みがあっても我慢すべきだ」との回答は67%に上った。
痛みを感じた時の対処法では、「医療機関の処方薬」が52%と最多だったが、「体操などで自己対処」が33%、「整体、鍼灸などを利用」が27%あった。
慶応大学整形外科教授の中村雅也さんは「痛みが長期化すると生活の質が低下する。我慢して放置せず、早期に治療してほしい」と話している。
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某女優さんのセリフではないですが。
個人的にはあきらめないで欲しい。
しかし、現実は難しい。
特に、「費用がかかる」(32%)は、まだまだ日本の景気が良くない状況でもあろう。
今回の「整体、鍼灸などを利用」が27%とあったが、その中でさらに鍼灸の利用率が知りたかったです。
痛みの原因や病状にもよりますが、鍼灸も効果的なケースがあります。
やってみなければ分からない部分がありますが、選択枝の中に是非とも入れて頂きたいです。
痛みによる日常生活の不便さが少しでも解消されるよう、鍼灸業界関係者の一人として精一杯施術させていただきます。