副作用

週刊誌の「漢方報道」巡り協会がコメント

日本漢方生薬製剤協会、情報公開の透明性など強調

m3.com編集部2017年9月22日 (金)配信 

 生薬を原料とした漢方・生薬製剤の製造販売業者など66社でつくる日本漢方生薬製剤協会はこのほど、「漢方製剤等における副作用について」と題したコメント文を同協会公式サイトに掲載した。漢方薬を巡っては最近、一部週刊誌で副作用や普及啓発の在り方を問題視する特集が組まれていたが、協会は、副作用リスクは全ての医薬品に存在するため適切な服用が重要であり、会員会社では必要に応じて情報提供を行っていると説明している。

 日本漢方生薬製剤協会がまとめたコメントでは、医療用漢方製剤、一般用漢方・生薬製剤の使用について、全ての医薬品に副作用リスクがあり、添付文書に記載された重要事項を踏まえた医師や薬剤師、登録販売者の指示・指導に基づき、適切に服用することが重要と解説。副作用情報に関しては、国の定めに従い厚生労働省や医薬品医療機器総合機構(PMDA)に報告し、添付文書の改訂などを通じて医療機関や薬店、ドラッグストアに情報提供を行っていることを強調している。

 コメントではさらに、適正使用の推進に向けた取り組みとして、漢方薬の服薬指導に関するQ&A集や甘草(カンゾウ)含有医療用漢方製剤による低カリウム血症の防止、治療法の解説資料などを作成し、協会公式サイトで公開している点を紹介している。同協会では「漢方製剤などに関する副作用報告等の収集・評価を適切に行い、適正使用の推進に必要な情報提供を積極的に行うなど、今後とも、漢方製剤などの安全対策について万全を期す」と述べている。

漢方製剤等における副作用について

 

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漢方薬は安全お思われがちですが、昔昔、肝炎には小柴胡湯…と言って医師が処方して、副作用で亡くなられた事件がありました。

この一件で、漢方薬は使い方を誤ると、危険だと周知されたと思ったけど…。

 

古い話なだけに、忘れられちゃったのかな?