体表解剖とか、経絡経穴などの授業で、身体に直接線を描写する機会が多いこの業界。
水性ペンを使う方もおられますが、意外と簡単に消えません。
学校によっては、入学と同時に購入する道具類の中に専用の「水で消えるペン」があったりする。
これは、本当に簡単に消える。
昔話ですが、このタイプの「ペン」を某出版社が販売していたのですが、何があったかよく分からないですけど、10年くらい前に製造販売を止めてしまった。
私は、学校を卒業した頃に、専門的な物を含めたマニアックな品を扱う某緑色の看板の店で、子供用に開発されたであろう、「水で消えるペン」を存じ上げていて、個人的に使っていた。
この「ペン」の凄い所は、海外でも安全の基準を満たしており、肌に描いても大丈夫という所。
記憶が正しければ、「舐めても大丈夫」とあった気がするが・・・。
自信はありません。
某出版社が販売しなくなった時に、某鍼灸道具のメーカーさんも困ってました。
それは大変だ!という事で、形こそ違いますが、私が使っている「ペン」を紹介した所、何と、製造元が同一の所だったということが判明。
鍼灸道具のメーカーさんの交渉などの努力のおかげで、包装等の形を変えて、今も販売をされています。
・・・と、ここまでは良いのですが、その基となった「ペン」が、どういう訳か、ここ2~3年「某緑色の看板の店」から姿を消した。
近畿圏のお店に行っても取扱っていないとのこと。
便利で安全なのに、需要が無いってことかな?