人伝ですが、この業界の某鍼メーカーが閉めるそうです。
今は電話にも対応していないとか。
昔、直接そのお店に足を運んだことがあります。
普通の一軒家に、看板を掲げる雰囲気が何とも言えません。
「ごめんください」と、玄関を開けても返事がない。
お店から少し離れた所で掃除していたお姉さん(?)が
「ウチ(のお店)にご用?」
と聞いてきた。
まさか、掃除をしていた方がお店の人とは…。
ということが、その時ありました。
使い捨て(ディスポーザブル)の鍼が主流になった今、手作りを含めた個人で鍼を作製するメーカーは経営が本当に大変なんだと思います。
実際には、経営だけでなく、技術の後継者問題も含まれるのでしょうが…。
残念です。